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記憶トレーニング【2014年10月6日札幌7PDUs】

記憶は、人間の行動の基礎です。冷蔵庫を開けに行けるのも、会社に辿り着けるのも、タイ語の1〜10が発音できるのも、PMBOK(R)ガイドのプロセスを全部思い出す事ができるのも、「記憶」という仕組みがあるからなのです。

この記憶の仕組みは、残念な事に、つい最近まで(おそらく30年程前まで)、全く解っていませんでした。記憶それ自体が研究されていなかったのです。ところが最近は、脳の仕組みの研究が進み、かなり、意図的に記憶することができるようになってきています。近年では、記憶力世界選手権と呼ばれる世界大会(日本では、記憶力日本選手権)も開かれています(記憶をスポーツとして扱っています!!)。

私の「記憶トレーニング」は、その世界選手権の審査委員及び、発起人からの直伝になります。日々、彼らとコンタクトしつつ、技術をブラッシュアップしています(Facebookに居るので、多分だれでもコンタクトできると思いますが・・・)。

このコースは、いわゆる、語呂合わせやバカ暗記ではありません。色々なものを対象に、どう覚えるか?という戦略を作る事が出来ます。この戦略を作るためにはある程度のトレーニングが必要です。

このコースでは、【新しいシステム】も開発されています。システムというのは、使いやすい記憶の仕組みのようなものです。例えば20桁の数字を覚えるときに、Link SystemやMajor Systemを使いますが、Major Systemについて、日本語版の楽なシステムが、コースの間に編み出されてしまいました。現在は、アプリまで開発されています。

最近では、顔と名前をどう覚えるか?などで熱い議論になります。もちろん、ランダムワード30個、数字30桁くらいなら、3分くらいで、記憶できるようになります。短時間で必要なことを、きちんと、記憶することを目標にしています。

このコースに参加される際は、是非、【覚えたいモノのリスト】をご持参ください。例えば、試験勉強などで、どうしても、無機質なリストを覚えたい、ということでしたら、それをご持参ください。これまで、殆どのケース、どうやって覚えるか、を、参加者同士で議論しながら決める事が出来ています。外国語系でも可能です。是非、挑戦してみてください。

記憶の機能、それは、車を留めた場所というような小さな事から、仕事上重要なリストや語学習得まで、いろいろなところで役立てる事が出来ます。思考の生産性を高める基礎です。是非、挑戦してみてください。お待ちしています。

次回は札幌です。11月頃、また、東京でも開催します。東京では、再受講は¥3000円+税となっております。再受講も大歓迎です。宜しくお願い致します。

(札幌での開催は、お申し込みは、弊社経由ではなく、こちらからになります。先ずはお問い合わせください。)

【顧客開発モデル】かりん式Major Systemアプリ、iOS版リリース!

日本語で育った人のための、画期的な記憶のシステム、かりん式Major Systemが、iPhoneアプリになりました!

弊社の記憶トレーニングを受講されたお二人、かりんさんとMegumi Uedaさんの合作です。

元々Major Systemは、数字2桁を1つのイメージに変換するテーブルを頭の中に構築しておき、数字→イメージ→ストーリーという方法でMemoryし、Recallするときにはストーリー→イメージ→数字というように逆変換するのですが、日本語では、10×10のテーブルが「使いにくい」のです。あかさたなはまやらわ、を、二軸に使うことは誰でも思いつくのですが、実際にこれで作ると、全く不便です。脳が混乱します。8は「や行」とか、非常に使いにくいのです。

かりん式は、より覚えやすく実際に使えるSystemです。とはいえ、かりん式の10×10のテーブルを脳内に作るには若干のトレーニングが必要です。

Training用Applicationが欲しいなぁ、と、つぶやいていたら、Megumi Uedaさんが、開発着手してくれました!

このApplication開発は、顧客開発モデルにより実施されています。最小限の機能(MVP)、prototyping、PIVOTを繰り返しながら成長していくはずです。納期も機能も定義せず、実際に使って貰う事を優先した開発です。現在、無料で公開されています。

使ってみると、色々思うところがあると思います。是非、ご意見頂ければと思います。現時点で、私は、

  • かりん式は面白いが、動詞が混ざっていたりぴんとこない単語も含まれている
  • テーブルを自分で作る機能が欲しい
  • Trainingは、制限時間とか成績の記録とか、モチベーションを刺激する要素があってもいいんじゃないか

と、感じています。しかし、こんな要望はとりあえずおいといて、極力ミニマムな機能で開発を進めて欲しい。なにしろ、わがままをいちいち聞いていたら、どんどん機能が増大していきます。MVPで行きましょう。なにより、こうして公開されたこと、実際にダウンロードし、使った人が居ることが大切なのです。

次の【記憶トレーニング】は、10月、札幌で開催予定です!お申し込みお問い合わせはこちらにお願いします!東京では、11月頃開催予定(調整中)です。

かりん式日本語Major Systemへの道のり

大変好評頂いている【記憶トレーニング】の第五回が終了しました。第四回の時に、使いやすい「かりん式日本語Major System」が発明されました。

そもそもMajor Systemは、数字を覚えるための記憶の仕組みです。00から99までの数字を、言葉(アイテム)に変換します。そうすると、10桁の数字であれば、5つのアイテムを記憶するだけで良いわけで、記憶量が縮小でき、また、高速に処理することができます。

次のルール0から9までの数字に、「音」を割り当てます。

0 s, z, soft c z is the first letter of zero. The other letters have a similar sound.
1 t, d d & t have one downstroke and sound similar (some variant systems include “th”)
2 n n has two downstrokes and looks something like “2” on its side
3 m M has three downstrokes and looks like a 3 on its side
4 r last letter of four, also 4 and R are almost mirror images of each other
5 l L is the Roman Numeral for 50
6 sh, soft ch, j, soft g, zh a script j has a lower loop / g is almost a 6 flipped over
7 k, hard c, hard g, hard ch, q, qu capital K “contains” two sevens
8 f, v script f resembles a figure-8. V sounds similar. (some variant systems include th)
9 p, b p is a mirror-image 9. b sounds similar and resembles a 9 rolled around
Unassigned Vowel sounds, w,h,y These can be used anywhere without changing a word’s number value

このルールに従い、00から99までの2桁の数字に、キーワードを作っていきますが、例えば、1桁であれば、1はtoe、8はfee、のようになります。2桁であれば、23はname、41はroseという感じです。もちろん3桁も作れます(1000個覚える必要があるけど)。651はjaled、ですね。

英語を勉強している人にとっては、2桁くらいの自分のシステムを作るのは楽しいと思います。しかし、日常的に英語を使っていない人は、英語のrecallする速度が遅いので、あまり実用的ではないということになります。

そこで、日本語で考えることになります。日本語には50音というものがあります。これベースで作ることになります。

1あ行、2か行、3さ行、4た行・・・という感じで作っていきます。が、0がわ行になり、言葉が足りないので、ぱぴぷぺぽ、などで補います。「あかさたなはまやらわ方式」ですね。

この日本語Major Systemには2つの欠点があります。

1つには、7が、ま行だ、と、直感的にわかりにくいのです(或いはその逆変換)。2がnというのは割とすぐに慣れ、高速に変換できるのですが、は行、ま行、など、6と7にマッピングすることになかなか慣れません。

例えば、78は、ま行とや行の組み合わせです。「まゆ」。この言葉から、78を呼び起こすのもちょっとひっかかる感じです。

もう一つの欠点は、言葉が足りない、のです。例えば、84。や行とた行ですが、やゆよ、と、たちつてと、の、組み合わせで、印象的な名詞というのは、あまり思いつきません。

そこで発明?されたのが、かりん式日本語Major Systemです。かりん式は、一桁目と二桁目のルールを変えています。【あいうえおかきくけこ】の桁と、Number rhyme system(いち、に、さん、よん、ご、ろく、しち、はち、きゅう、れい、の、最初の音を使う)の桁を組み合わせます。あいうえおかきくけこを、1-0の10個の数字にマッピングするのは割と簡単ですし、Number rhymeは直感的に使えます。74なら「きし(騎士)」というような変換です。

これ、「あかさたなはまやらわ方式」よりもずっと直感的に使えます。是非、皆さんも、自分のシステムを作ってみて下さい!