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なぜマインドマップなのか?

ビジネスの世界では、きちっとしたアウトプットが求められます。きちんと整理されていて、見栄えの良い、誤解されない文書が必要です。マインドマップではちょっと・・・と、思われるのは、当然です。あたりまえですが、私も、マインドマップをアウトプットにするようなことはしません。

私は、マインドマップは、「思考の生産性を高める」ために使います。最終アウトプットは、組織のルールに従います。

次の点で、マネジャーは、マインドマップを駆使すべきです。

  • 自己認識
  • 課題の解決に、新たなアイデアが必要
  • そもそもの問題をより深く探らなければならない
  • 顧客の真のニーズを探る
  • ヌケモレの無い要求定義
  • 新結合(イノベーション)
  • パートナー、チャネル、などステークホルダーエンゲージメント、カスタマーリレーションの構築
  • 課題のチーム内での共通認識の構築

いずれも当たり前の事で、日々努力しているに違いないことばかりです。できる範囲では、既に、何か工夫しているはずです。しかし、もし、あと一歩踏み出せるとしたら、どうでしょう?マインドマップは、こうした課題に、実に効果的です。

それも、個人のワークと全体ディスカッションの繰り返しで、迅速に課題を乗り越えることができるようになります。つまり、みんなで使うツールだ、ということでもあるのです。

これまで、「ビジネスで使えるマインドマップ」というコースと、1日に100枚のマインドマップを描くMindMap Bootcampを開催してきました。そこから得られたフィードバックにより、新しいコースを構築しました。問題解決のためのマインドマップ(MindMap for Business 2)です。圧倒的なスピードで、ディスカッションにより、問題を発見・解決していきましょう!もちろん、TLI(ThinkBuzan Licensed Instructor)として、Mapの書き方からちゃんと指導します。

思考をバーストしていきましょう!!

【不合格者の声】Iさん・続1

野村です。私の方からは、次のようなメールを返信しました。

なるほど、試験の傾向はそれほど変わってないように思います。
確かに困難な試験ではありますが、誰でも合格出来る試験でもあるのです。た だ、ご指摘の通り、単純記憶と問題集でなんとかなる、というようなものではな いと思います。
問題を、できた、まよった、わからない、に、分類したら、何:何:何くらいに なりますか?
試験の概要を覚えているうちにディスカッションしましょう。

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年内のスケジュールを大幅改訂しました!

野村です。

さて、遅くなりましたが、年内のスケジュールを大幅改訂しました。

PMP(R)試験対策系のコースの日程が大きく変わりましたので、ご注意下さい。

また、新たに、ビジネスモデル(BMC、VPC)&顧客開発モデルのコースを、提供します(PDUs発行)。本コースは既に何度か大阪などでプロトタイピングを実施しており、毎回大きくPIVOTしています。コース開発自体が、デザイン思考で推進されてきています。もしかすると、連続した2回で1コースになるかもしれません。

PMBOK(R)ガイドの考えと、プロトタイピング、デザイン思考の考えは、【全く矛盾しません】。但し、旧式のつまらないプロジェクトマネジメントは、相当否定されなければなりません。

この二年間、顧客開発による徹底的なサービス開発、顧客開発に取り組んできました。その成果を、そろそろ展開していこうと思います。

今日はPMP(R)試験対策です!

今日から三日間、試験対策です。さっそく一日目の午前から脱線、顧客開発モデルの現場の話になっています。

プロトタイピングによる顧客開発における、プロジェクトマネジメントはどうあるべきか?という、濃厚な話になっています。最近のSIの現場でも、プロトタイピングはかなり意識されているようですね。

脱線と書きましたが、事の本質かもしれません。午後はさらに、customer jobsとpriceの話をしよう。。。。人月の積み上げが価格ではないです。

・・・・それにしてもテキストが分厚い。345スライドにまで成長しています。
 

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PMP(R)合格までのざっくりイメージ・続2

前回の続きです。

さて、二ヶ月目をどうしたらいいでしょうか。

二ヶ月目は、受講の月です。PMP(R)受験には35時間の受講が義務づけられています(PDUsの獲得ではありません。学習時間を稼ぎます)。PMIの考えによれば、これは、10の知識エリアについて、幅広く学ぶコト、が狙いであり、「受かるためのテクニックのみ」を学ぶ場ではありません。考えてみれば当たり前で、「マネジメント」の資格制度ですから、テクニックのみで合格など、恥ずべき事です。とはいえ、出来る事なら、効率良く、さっさと合格してしまったほうが、良いでしょう。一ヶ月目で、ドラッカー、ミンツバーグ、ゴールドラットは読みましょうと説明していますが、これらは、無駄にはなりません。このあたりは、PMPを目指す人なら、読んで実行して考えることが当たり前だからです(そして、最終的にはこれらの本から離脱して構いません)。

さて、どこのトレーニングを受講するかは、時間とコストの制約の中、選択することになると思いますが、コストに関しては、是非、効果を最大化することも考えて欲しいのです。トレーニング受講の効果を最大化するとは、一回の受講でなるべく多く持ち帰る、ということです。弊社のコースでは、ガイド通読などの事前の予習をお願いしています。予習をする・・・当たり前の事なのですが、見落とされてることでもあります。せっかくの時間が勿体ないので、可能な限り真剣に予習します。最初の一ヶ月が大切なのです。

一通り受講すると、ようやく頭の中に「全体感」が形成されます。プロジェクトマネジメント知識体系(PMBOK(R))の、ゲシュタルト、です。この全体感をもとに、あとは、自習を進めます。全体感があってこそ、部分を深く理解することができます。例えば、作業パフォーマンス情報という言葉があります。かなり非日常な、不自然な言葉です。この言葉は、ガイドの索引から調べれば、調べる事は出来ます。しかし、全体感があれば、「この知識体系全体において、どうしてそのような名前になっているのか?」という疑問を持つことができます。全体感が無いと、調べて、ふーん、なるほど、で、終わりです。深掘りを進めるために、是非、全体感を持って下さい。

全体感を持つためには、繰り返し全体を読む、世界一わかりやすいプロジェクトマネジメントやPMBOK(R)ガイドを通して読む、など、地道な努力が必要となります。また、部分を理解していないと全体が理解出来ないという、容易に解けない問題もあります。部分と全体を往復しながら、全体感を構築していきましょう。

受講を完了し、全体感を獲得します。この段階を乗り越えたら、あとは、最後の追い込み、です。質問をお待ちしています。

PMP(R)合格までのざっくりイメージ・続

3ヶ月、という、一つの考え方を示しましたが、さて、その3ヶ月のうちの1ヶ月目について、少し詳しく説明しましょう。

まず、試験合格のようなプロジェクトについて考えます。このタイプのプロジェクトは、割と、旧式のプロジェクトマネジメントを適用します。決まった日までに、然るべく成果を出す、そんな状況に対応したプロジェクトマネジメント(注)、です。このようなプロジェクトマネジメントは、プロジェクトマネジメントのごく一部、です。他にも様々なプロジェクトマネジメントがあります。

またプロジェクトの規模は、超小規模であり、コントロールは困難です。基本的に、自分との戦いとなりますが、自分のことは一番わからないのです。普段よりも、意図的にステークホルダーを意識し、コミュニケーションをとることで、自己認識を促進する必要があるでしょう。

では、この3ヶ月の過ごし方です。

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まず、なによりも大切なことは、合格した日をリアルにイメージすることです。合格した日の状態をイメージできないと、合格は困難です。私の表現だと、

時間は未来から現在に向かって流れてくる。

ですね。受講された方にはお馴染みです。では、いきましょう。

あか、みどり、あおのゾーンが、それぞれ、一ヶ月目、二ヶ月目、三ヶ月目を意味しています。

今回はこのうち、最初の一ヶ月についての話です。

最初の一ヶ月には、情報収集、読書、振り返りを行います。情報収集は、色々なWEBのチェック、ハンドブックの通読などを行います。読書は、PMBOK(R)ガイド、世界 一わかりやすいプロジェクトマネジメントなどをきちんと読みます。本の読み方がわからない人は先に本を読む本などを読むのも手、です。他に、時間の許す限り、ドラッカー、ミンツバーグ、ゴールドラットなどは読んでおいた方が良いでしょう。もうひとつ、振り返りを開始します。本来は、「本に従ってやってみる」べきですが、その前に、振り返りましょう。本を読みながら、自分の仕事がどうだったのか、確認していきます。たとえばガイドを読んでいくと、「なんだこの程度?」というところと「こんなことやったことない」というところが出て来ると思います。少し踏み込んで、どうして自分、会社はそれを行わないのか、しっかりと考えます(簡単に答えは出ないと思いますが)。

本を読む習慣のない人には苦痛かもしれません。ガイドだけで600ページ以上あります。しかし、是非、通読してください本を読む本でいう、点検読書で構いません。

そしてガイドを読むと、不安を感じるはずです。「なんだか実感を感じない」と。それを補うのは、世界一わかりやすいプロジェクトマネジメントです。問題集に手を出す前に、是非、この二冊を通読してください。

2014年11月一杯までの合格を目指す方。まだ間に合います。今すぐ、アマゾンから世界一わかりやすい〜を、入手してください!(ガイドはPMI会員になってダウンロードしてください!)

(注)納期、目標達成、そんなことばっかり掲げるプロジェクトマネジメントは、場面によっては有害でもあります。旧態依然としたプロジェクトマネジメント教育は危険です。このような考えは、製品開発や顧客開発では全く話になりません。

Work Performance Data, Information, Reports

PMBOK(R)ガイドの解釈でなかなかわかりにくいところの一つ、作業パフォーマンスデータ、作業パフォーマンス情報、作業パフォーマンス報告、があります。

お手元にPMBOK(R)ガイド第五版がある方は、P.58あたりを参照してみてください。簡単に説明します。そもそも、この3つは、「情報」です。

  • Work Performance Data リアルタイムな生の進捗などの情報
  • Work Performance Information 収集されコントロールに使用され分析された、発生タイミングからは少し遅れた進捗などの情報
  • Wrok Performance Reports 最終的に分析され取りまとめられた、データ発生からは多少時間が経過したものも含まれる、ステークホルダーへのプロジェクトの状況を伝える報告情報

こんなところです。

問題は、なぜこう呼ぶのか?です。また、PMBOK(R)ガイド三版、四版から学習されてきた方にとっては、結構混乱させるポイント、です。呼び名が変更になっているためです。

この変更は、DIK(W) Pyramidとの整合です。Reportsは、Knowledgeに該当します。生のデータがあり、整理された情報があり、手続を経た報告=Knowledge、というかたちに整合されました。さらに、(W)は、Wisdomです。流石にWork Performance Wisdomなんて存在しませんが、もし、PMBOK(R)ガイド的に解釈するならば、予測を含む報告書を基にステークホルダーと報告会を開催し、アイデアを出し合い、戦略、つまり今後どうしていこうかを決定したもの、と、言えます(ここはガイドでは、単に、変更要求となります)。

このように、PMBOK(R)ガイドは様々な既存の仕組みを取り入れています。DIKな考え方も、おそらく、1970年代に始まったものです。40年経過して、PMBOK(R)ガイド側が取り入れている、という状況が見えます。ということは、他にもKnowledge Managementなどで、同じような取り入れが行われていると思います。

 

「ビジネスに使えるマインドマップ」をブラッシュアップしました!

これまで弊社では、マネジャーに特化したマインドマップのコースを開催、また、1日に100枚のマインドマップを描く、MindMapBootcampなどのイベントも開催してきました。楽しく絵が描ければ良い、というだけではく、言語的な思考の速度も向上させ、問題発見、問題探索に役立つツールとして、とらえています。

リニアで論理的な思考(Lモード)では辿り着けない、「あ!これもあったか!」を増やすことで、思考の生産性を高めるツール、それがMindMapなのです。マインドマップは、非線形、非直線、大量一括処理のモード(Rモード)に脳を切り替えることができます。問題解決には、発散、探索、収束という3つのステップが必要になります。まず発散させ、幅広く問題を捉えていくことは、論理思考だけでは難しいのです。そこに、マインドマップは役立ちます。具体的には、発散させる速度が向上するのです。楽しく、瞬時に、脳を自由に作動させ、思考を一端発散させましょう。発散させていなければ、探索、収束が無駄になってしまいますね。

さて、そんなコースを、さらにブラッシュアップです。さらに問題解決にフォーカスした、真にプロジェクトマネジャーの為の内容となりました。

次回は8月29日東京、札幌では、9月2日に開催予定です(札幌開催分はお問い合わせください)。もちろんPDUsを発行します。

http://www.meridionalis.com/pdu/MMforBiz2.html

PMBOK(R)guide5th. Japaneseは9月後半?

アジアパシフィックサービスセンターから連絡が来ました。確定ではないようですが9月後半以降に届きそうです。

この度は、より質の高いPMBOK® Guide第5版日本語版提供のため調整にお時間を頂戴し、皆様には多大なご迷惑をおかけいたしておりますこと改めてお詫び申し上げます。

米国本部より9月中旬ごろを目処に出荷再開予定との報告を受けております。正確な日付がわかり次第改めてご案内がございますので、もうしばらくお待ちいただきます様何卒よろしくお願い申し上げます。

質が変化するなら、楽しみでもありますが、どうなるでしょう?

・・・・それにしても彼らはなかなか日付をコミットしない。これは文化の違いなので、ダイバシティマネジメントが必要になりますが、なかなか難しいですね。今回は本部機能であるアジアパシフィックサービスセンターに緩衝材として入ってもらいました。彼らの存在は頼もしいですね。

PMBOK(R)ガイド第五版日本語版の流通状況

PMP(R)受験に必須なガイドの流通が滞っています。何故か、PMI本部側では、在庫がない状況のようです。再三問い合わせを出していますが、彼らはなかなかコミットしません。

さて、そうなると・・・・本部会員になり、日本語版と英語版のPDFをダウンロードして使うしかない、ということになります。

英語は怖い?本当でしょうか。明日から完成編で、そこでも議論しますが、本当に英語は怖いのでしょうか?解った気になる日本語版ってのも、相当な危険をはらんでいます。

近々資料にします。次回の速読(8月30日)では、このあたりも話題にしましょう!