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■本の読み方(2)■「WBS(Work Breakdown Structure)」■編集後記:監査が厳しくなった模様です!

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PMP(R)試験対策                       20170115
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■本の読み方(2)
■「WBS(Work Breakdown Structure)」
■編集後記:監査が厳しくなった模様です!
有限会社システムマネジメントアンドコントロール
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野村です。今回は、少し細かい用語を説明してみます。
また、テスト的に、改行せずに配信してみようと思います。読みやすくなった、読みにくくなったなど、率直なご意見をお寄せ下さい。
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■本の読み方(2)
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前号では「本は二度読む」ということをお伝えしました。一度読んだだけではかならず誤読するため、二度以上読まなければならないのです。

「そんなの読む暇無い」という人がいます。しかし、問題集よりも基礎力である幅広い読書を先に行っておくべきです。それも、二度以上。では、どうしたらよいでしょうか?

結論は、「超高速に、通して読む」です。拾い読みや流し読みにならない程度の速度で、最初から最後まで、戻らずに通して読みます。

二度以上の通読を行います。二度目は一度目よりも、「かならず速く読める」はずです。最初から高速に読むことで、二度読んでも、ゆっくり一度読むよりも、速く、しかも、無いようを理解して読むことができます。

こうすることにより、「効率良く」、「誤読が少ない状態」が脳内に構成されてきます。

二度以上読むために、速く読む。こうした考え方で、速読に取り組んでみましょう。弊社の速読トレーニングのコースでは、具体的なやり方を示しています。まずは、「戻らずにどんどん先に行く」という読み方を試してみて下さい。それだけでも、十分速度は上がると思います。

本を読む習慣の無い方、本の読み方を知りたい方、お気軽にご質問下さい!

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■「WBS(Work Breakdown Structure)」
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前回はマクロな用語でしたので、今回は細かい用語を解説します。お馴染みWBSです。

●定義
PMBOK(R)ガイドの用語集から引用します。
*Work Breakedown Structure:”A hierarchical decomposition of the total scope of work to be carried out by the project team to accomplish the project objectives and create the required deliverables.(プロジェクト目標を達成し、必要な成果物を作成するために、プロジェクトチームが実行する作業の全範囲を段階的に要素分解したもの)”

さて、ここで、英語も日本語も、どちらもPMBOK(R)ガイド第五版から引用していますが、翻訳の課題に気付きます。翻訳というのは本当に大変なのです。
hierarchical decompositionは、「階層的に分解したもの」であって、段階的に要素分解したもの、ではありません。まず、段階的は、階層的の誤りです。ステップを踏みながら、あるいは、フェーズを踏みながら、が、プロジェクトマネジメントにおいては段階的であるべきです(余談ですが、プロジェクトの特徴を示す段階的詳細化という用語がありますが、その言葉はガイドではProgressive Elaborationです)。また、要素分解という言葉も奇妙です。日常的な言葉として要素分解というような言い方はしません。WBSは分解しながら作るものであって、要素分解して作るものではありません。それに、英語では、ドコにも【要素】を示す言葉が使われていません。さらに細かい事を言えば、total scopeを全範囲と訳すならば、scopeは常に範囲と翻訳・・・まあ、そこは言い過ぎですかね。

では内容について。プロジェクトチームが実施する全ての作業、つまり、プロジェクトスコープを、分解し、階層化して表現したもの、ということです。作業、活動を、細かくし、大項目中項目小項目という形で、構造化して表現したもの、ということです。

●どのように使われるのか
WBSは、プロジェクトスコープ記述書(Project Scope Statement)などから作られます。どちらも、プロジェクトマネジメント計画の中核となります。

WBSは、プロジェクトマネジメント計画書作成時、様々な知識エリアにおいて、参照され、それぞれの知識エリアの計画作成に用いられます。スコープ、タイム、コストだけでなく幅広く用いられるという特徴があります。
スケジュールマネジメント計画書、アクティビティ定義
コストマネジメント計画書、見積、予算
品質マネジメント計画書
人的資源マネジメント計画書
リスクマネジメント計画書
リスク識別
調達マネジメント計画、ほか

WBS=【構造化された為すべき事】から、どうプロジェクトをマネジメントするかを検討し、各種マネジメント計画書が作成され、また、アクティビティ、見積、予算、リスクなどが求められている、ということになります。

スコープマネジメント知識エリアにおいては、いわゆる納品と、スコープコントロールの2つのコントロールで用います。納品時には、プロジェクトスコープが達成されたかどうか、また、日々のスコープコントロールでは、活動に逸脱が無いか、コントロールされます。

●どのように学習するか
WBSやWBSの作成に関連して、多くの用語が登場します。スコープベースライン、WBS辞書、ワークパッケージ、コントロールアカウント、コントロールアカウントプラン(CAPSs)など、です。特にコントロールアパカウントプランは、PMP(R)試験向けに独特の使われ方をするので要注意です。

ガイドに従い、書いてみることを強くお勧めします。実際に書いてみると、多くの人が自然に書いてているWBSよりも、ガイドが示すWBSは、少し範囲が広くなります。具体的には、WBSに「プロジェクトマネジメント」を入れ忘れている実務者が多いようです。こうしたギャップを是非体感してみてください。

また、WBSを作成するときには、PMIが出版している「WBS実務標準(Practie Standard for Wrok Breakdown Structures)」(第二版)が役立ちます。PMI会員であれば、英語版PDFをダウンロード可能です。

■編集後記:監査が厳しくなった模様です!
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昨年末から年明けの間に、お二人の方が、受験申請後の監査でrejectされました。$100の手数料が引かれ、受験料は返金され、すぐに再度申請できるようです。しかし、監査の手間と時間と$100は大きいので、申請時には、handbookをキチンと読んでから、丁寧に作文する必要がありそうです。

ではまた次号。

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よろしくお願いいたします。
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【PMP(R)試験対策 361号】
発行・編集元:有限会社システムマネジメントアンドコントロール
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問い合わせ:03-5292-2185 pmpseminar@meridionalis.com
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PMI Registered Education Provider (R.E.P.)として、有限会社システムマネジメントアンドコントロールはPMIが定めた 品質保証基準を遵守することに同意しています。有限会社システムマネジメントアンドコントロールは、提供するトレーニングに対してPDUを発行することをPMIによって承認されています。
トレーナはPMP資格取得者です。

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    Insti- tute, A Guide to the Project Management Body of Knowledge,
    (PMBOK(R) Guide) – Fifth Edition, Project Management Institute Inc., 2013.
    PMI、PMP、PMBOKは、米国プロジェクトマネジメント協会PMI (Project
    Management Institute, Inc.)の登録商標です。
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■本の読み方(1)■「スコープ」■編集後記:PMBOK(R)ガイド第五版日本語版、在庫復活です

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PMP(R)試験対策                       20170105
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■本の読み方(1)
■「スコープ」
■編集後記:PMBOK(R)ガイド第五版日本語版、在庫復活です
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明けましておめでとうございます。野村です。怒濤の3ヶ月でした。PMI R.E.P.
としての膨大な更新事務作業と、各種準備に時間をかけました。久しぶりに初心
に返ることができました(R,E.P.は毎年更新ですが、3年に一度、大がかりな
Reviewを受けます)。

2003年にPMP(R)を取得し、PMI R.E.P.となって、14年目に入りました。

さて、今回から、用語解説を開始します。久しぶりの執筆で表現が硬いですね。
段々慣れていきましょう。

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■本の読み方(1)
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PMP(R)に合格するためには、PMI(http://www.pmi.org/)の発行する、
PMBOK(R)ガイド第五版(Project Management Institute, A Guide to the
Project Management Body of Knowledge,(PMBOK(R) Guide) – Fifth Edition,
Project Management Institute Inc., 2013)を精読する必要があります。
PMBOK(R)ガイドは、プロジェクトマネジメント知識体系を説明した【ガイド】
で、96、2000、3版、4版、5版と、これまでに5回出版されています。4年に一
度出版されます(今年、6版が出ます)。

このPMP(R)を目指す人は、全員ガイドを読みますが、読む上で、注意が必要
です。このガイドは、用語にクセがあります。ガイドを読もう、と、お薦めして
いますが、なんとなく知ったつもりでさらっと読むのは【危険】です。例えば、
スコープという言葉を最初に読む時には、自分の知っているスコープだろうと思っ
て、読んでいます。これが【誤読】を引き起こします。一回目は、通常、自分の
知識に照らして読んでしまいます。これはガイドだけでなく、どのような本でも
自然と生じる現象です。

そこで、本は必ず二度以上読む必要があります。一度読んだだけでは、その言
葉がその本においてどのような意図で使われているか、理解せずに読んでいるの
です。一度読めば全体が頭に入っています。【読んだ本の全体感が出来てから】、
二度目以降を読みます。そうすることで、「ある言葉が、その本全体でどういう
意図で使われているか」わかった上で、読む事が出来ます。こうして誤読を減ら
していきます。

本を読む上で、「この言葉はこの本全体ではどういう意図で使われているのだ
ろう?」と、疑問や少しの拘りを持ちながら、是非、読んでみてください。その
ためには全体が先にわかっていたほうが良いので、まずは素早く、さらっと通読
してしまいましょう。

本の読み方について、今後、時々触れていきます。

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■「スコープ」
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それでは、今回から用語解説です。プロジェクトマネジメントの中核的テーマ
であるスコープから説明します。

●定義
PMBOK(R)ガイドの用語集から引用します。
*Scope:”The sum of the products, services, and results to be provided
as a project.(プロジェクトが提供するプロダクト、サービス、所産の総体。)”
また、プロダクトスコープ、プロジェクトスコープも参照とありますので、引用
します。
*Product Scope:”The features and functions that characterize a product,
service, or result.(プロダクト、サービス、所産を特徴付ける特性や機能。)”
*Project Scope:”The work performed to deliver a product, service, or
result with the specified features and functions.(規定された特性や機能をも
つプロダクト、サービス、所産を生み出すだめに実行する作業。)”

定義からは、プロジェクトによってもたらされる、「プロダクトスコープとプ
ロジェクトスコープをあわせたもの」が、スコープであると考えられます。スコー
プ=Deliverables(成果モノ)の機能や性能の範囲+活動の範囲、ですね。

●どのように使われるのか
「スコープ」は、プロダクトスコープとプロジェクトスコープという2つの側面
で、それぞれ「使われ」ます。どちらも計画、コントロールします。
プロダクトスコープは、プロジェクトの最終成果と中間成果物(Deliverables)
としてのモノやサービスの機能やスペックなどを指します。例えば、顧客が明確
な場合の、顧客の要求などは、プロダクトスコープです。プロダクトスコープは、
計画として、様々な文書に記述されます。プロダクトスコープを説明したプロダ
クトスコープ記述書(Product Scope Statement)、要求文書(Requiremnts
Documentation)、達成すべきプロジェクトスコープを記述したプロジェクトス
コープ記述書(Project Scope Statement)の「一部」などとして、記述されま
す(こうした文書は、業界により呼び名は様々です。設計図書類も、仕様書も、
プロダクトスコープを表現しています)。こうした計画と、Deliverables(成果
物)が照らし合わせられ、仕様からのズレをコントロールします。この計画とコ
ントロールを実施すること、それが、スコープマネジメントです。

プロジェクトスコープは、プロジェクトで為すべき事を指します。プロダクトス
コープを達成すべく行うべき、全てのアクティビティ、全てのマネジメントのタ
スクがプロジェクトスコープです。スケジュールに記載されるアクティビティ、
各種マネジメント計画書に記載されるマネジメント計画などがプロジェクトスコー
プです。リスク対応もプロジェクトスコープと言えます。プロジェクトスコープ
は、計画として、成果物一覧などを含むプロジェクトスコープ記述書、プロジェ
クトスコープを構造化したWBS(Work Breakdown Structure)、WBSの各要
素に対する説明書であるWBS辞書として記述されます。計画と、進捗情報が比較
され、活動のズレをコントロールします。

さて、プロダクトスコープも、プロジェクトスコープも、プロジェクト実施中、
コントロールされますが、フェーズやプロジェクトの終わりを向かえるために、
ステークホルダー(特に顧客)により両者の確認が行われます。出来上がったも
のが求められたプロダクトスコープに合致しているか、また、活動がプロジェク
トスコープに合致しているかの確認です。いわゆる納品で、これを完了すること
で、フェーズは終わりを迎えることができ、また、プロジェクトも終わることが
できます。

●どのように学習するか
ここまで読んでいただいて解る通り、スコープは、概念的です。そして、多くの
人が「スコープコントロール」に実感が湧かないまま、試験当日を迎えます。頭
の中では、プロジェクトスコープのズレや漏れを管理する、と、わかっていても、
実際にどのように行うのか、ピンと来ていません。

是非、ガイドに従い、スコープを計画し、実施するというのをやってみてくださ
い。【実務】が【ガイドから】乖離していることに気付くはずです。

■編集後記:PMBOK(R)ガイド第五版日本語版、在庫復活です
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昨日、米国PMI本部から、ガイドが到着しました。5500円+消費税で販売して
います。http://www.meridionalis.com/misc/guide5.html

ではまた次号。

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野村です。ご無沙汰しています。大半の皆様、初めまして、ですね。メルマガ
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野村です。こんにちは。
私がメルマガをはじめたのは、かなり昔になります。PMI R.E.P.になった時か
らですから、10年以上の時が経過しています。
ここ数年は、特に新しく書く事もなく、ほとんど発行していませんでした。

先日ある受講生が、「試験対策でインターネットで用語を調べても、古い用語
しか出てこない」と。かつては、ちょっと検索すれば、私のメルマガの言葉がか
なりひっかかったはずですが、それが既に古くなってしまっている、ということ
に気付きました。それはそうです、メルマガ開始・その後の実質中断から、既に
かなりの月日が経っています。

さて、メルマガ再開ですが、目標が無いと、私のモチベーションが上がりませ
ん。何をやろうか・・・まずは、全く新しく、【用語解説】を行いたいと思いま
す。

マクロなところから、段々細かい用語に行きたいと思います。また、単に、ガ
イド的な解説ではなく、多少工夫したいと思います。

用語解説について、皆さんからの希望、ご意見を募りたいと思います。本メー
ルに返信する形で、是非、一言お寄せください。

それでは、宜しくお願い致します。

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