企業家と起業家について


PMP(R)試験対策で軽く話題になりましたので、説明し直しましょう。

Entrepreneur=起業家、これはちょっとした誤訳です。企業家であるべきです。

起こす、だけだと、それは、スタートアップ(会社や仕事を立ち上げるだけ)の仕事ということになります。もちろん、Entrepreneurは会社や事業を起こすこと「も」します。しかし、事業戦略を次々に実施すること「も」、Entrepreneurの仕事です。次々に事業を企てる、だから、起業家ではなく、企業家であるべきなのです。概念的には、起業は、企業の一部、と、考えて構わないと思います。

企業全体は、常に、環境に適用していくために、事業を変化させていきます。毎日、事業を企てることを考えます。これは、全ての企業において同様で、基本的な取り組みと言って良いものです。

そのような人に付随する「在り方」、これが、Entrepreneurshipです。企業に属するのであれば、全員が、企業家でなければならず、Entrepreneurshipを帯びているべきです。

Entrepreneurshipは、起業家精神と誤訳されています。正しくは企業家の在り方、だと思います。精神だと、範囲が狭すぎます。ロジック、プロセスや方法論、プラクティス、経験、持論、なども含めて、「在り方」です。

プロジェクトマネジメントに携わる人は、少なからず、この企業の企てに関わっています。企ての最前線と言っても過言では無いでしょう。そして、どうせなら、もっと企てる側を知り、積極的に関わるべきです。

ところで、この話題と近いキーワードがまだあります。Enterpriseです。どちらのキーワードも、どうやら元はフランス語、さらに語源はラテン語なんですよね、きっと。