月別アーカイブ: 2014年9月

PMP(R)合格までのざっくりとしたイメージ

先日、問い合わせがありました。PMP(R)合格までのイメージが全く湧かない、ということでした。確かに、この試験は、イメージしずらいものがあります。私にとって、PRINCE2の資格制度や取得方法など全くイメージが湧かないのと同様、初めての人や周囲に取得者がいないと、ピンとこないでしょう。

まずはざっくり、大枠から説明します。

まず、合格までの期間は、3ヶ月、と、一旦仮置きしましょう。なにしろ試験自体は混雑していなければ、いつでも受けられます。早い人で2ヶ月、ゆったり構える人で3年ですが、短期決戦のほうが、一般的にはお勧めです。大抵、忙しくなるので、だらけます。

試験会場は、東京、横浜、大阪です。地方の方にとっては、ちょっとハードルになります。

予算的には、受講から合格まで、ざっくり20-25万円です。他に交通宿泊費がかかります。

他の資格試験と比べると、広く浅く、理解することが山盛り、と、言えます。言葉だけ覚えても、丸暗記していて合格できるような試験ではありません。そもそもマネジメントの資格制度ですから、暗記でなんとかするという戦略はよろしくないはずです。

資格条件は、一定期間に一定時間のproject management経験、35時間の受講、試験への合格などが挙げられます。7年くらいリーダーやってるな、という方は、おそらく受験資格があります。若干お手数ですが、ハンドブックをお読みください。読むのがかったるい方(笑)、野村までお問い合わせください。質問いただければなんでも答えます。でも権利に関わることも記述されていますから、一応読んでくださいね・・・・。

さて。

どこから着手すべきか?ですが、PMI本部会員になることを、まず、お勧めします。資格を取るということは、その認定団体を支持するということです。まず会員になってから、資格を取るのが筋だと思います(世界的にはPMI会員数>PMP資格者数ですが、日本では逆転しているかもしれません)。弊社もPMI Registered Education Providerですので、まずは、本部会員になりましょう。日本支部というものもありますが、そのあたりはお好みで(日本支部には本部昨日はありません)。

会員になると、日本語版と英語版のPMBOK(R)ガイドのPDFをダウンロードできます。PMP(R)を受験するかどうかは、まず、ガイドを読んでから決めましょう。ガイドに興味が持てないと、受験勉強が単に苦痛です。その時に、日本語版だけで良し悪しを判断しないでください。翻訳はとても苦労されていると思いますが、やはり原著には及びません。英語で読めとはいいませんが、英語、読んで欲しいのです。

なにより会員になると、受験料が安くなります。再受験も考えると、かなりのコスト削減になります。

【顧客開発モデル】かりん式Major Systemアプリ、iOS版リリース!

日本語で育った人のための、画期的な記憶のシステム、かりん式Major Systemが、iPhoneアプリになりました!

弊社の記憶トレーニングを受講されたお二人、かりんさんとMegumi Uedaさんの合作です。

元々Major Systemは、数字2桁を1つのイメージに変換するテーブルを頭の中に構築しておき、数字→イメージ→ストーリーという方法でMemoryし、Recallするときにはストーリー→イメージ→数字というように逆変換するのですが、日本語では、10×10のテーブルが「使いにくい」のです。あかさたなはまやらわ、を、二軸に使うことは誰でも思いつくのですが、実際にこれで作ると、全く不便です。脳が混乱します。8は「や行」とか、非常に使いにくいのです。

かりん式は、より覚えやすく実際に使えるSystemです。とはいえ、かりん式の10×10のテーブルを脳内に作るには若干のトレーニングが必要です。

Training用Applicationが欲しいなぁ、と、つぶやいていたら、Megumi Uedaさんが、開発着手してくれました!

このApplication開発は、顧客開発モデルにより実施されています。最小限の機能(MVP)、prototyping、PIVOTを繰り返しながら成長していくはずです。納期も機能も定義せず、実際に使って貰う事を優先した開発です。現在、無料で公開されています。

使ってみると、色々思うところがあると思います。是非、ご意見頂ければと思います。現時点で、私は、

  • かりん式は面白いが、動詞が混ざっていたりぴんとこない単語も含まれている
  • テーブルを自分で作る機能が欲しい
  • Trainingは、制限時間とか成績の記録とか、モチベーションを刺激する要素があってもいいんじゃないか

と、感じています。しかし、こんな要望はとりあえずおいといて、極力ミニマムな機能で開発を進めて欲しい。なにしろ、わがままをいちいち聞いていたら、どんどん機能が増大していきます。MVPで行きましょう。なにより、こうして公開されたこと、実際にダウンロードし、使った人が居ることが大切なのです。

次の【記憶トレーニング】は、10月、札幌で開催予定です!お申し込みお問い合わせはこちらにお願いします!東京では、11月頃開催予定(調整中)です。

【不合格者の声速報】Iさん

別のIさんが合格した頃、こちらのIさんは、辛い事になってしまいました。とても切ないメールです。一部編集して掲載します。
お世話になります。Iです。
本日試験を受けてきました、が。。。
あえなく撃沈致しました。

それも大撃沈です。
立ち上げ以外は全部belowでしたので完敗です。正直、勉強量だけで言えば200時間はしていたのですが、どうやら理解ではなく、覚えるという事を無意識にパターン化していたのが原因かと考えております。

XXXXXXXXが驚くほど出たのですが、解けたと思っていたら結果的にちゃんと解けてませんでした・・・。正直、参考書に出てくるようなものではなく、もっと複雑な問題文でどれがPV,EV,ACかとかがわかりにくくなってました。
また、問題文がほとんど長文傾向にあり、問題文1行だけとかはほとんどありませんでした。
問題が発生した時にどの選択肢が対応の選択肢として最も適切か(だったか)という事が問われていたので、ただ4択だけの単純記憶では歯が立ちませんでした。理解が浅いとどの選択肢も正解に見えてしまうような問題が多く見受けられました。これまでの試験の中で断トツで難しかったです。
使用した参考書は以下です。こなした数は決して悪くはないと思います。
・PMPパーフェクトマスター(模擬問題集2周、本文通読)
・PMP試験対策&問題集(模擬問題集3周、本文3回通読)
・PMP虎の巻(模擬問題集4周、本文通読)
・PMBOK問題集(野村様貸し出し本、1周だけ実施)
・PMBOKガイド(カード作りや問題集の解説時に併用、また弱点と思われる所を適宜、通読や精読)

問題を暗記しないように参考書をローテーションをしていたのですが結果的に覚えてしまっていたようです。マインドマップもどきも各知識エリア毎に作成していたのですが理解が足りず、定着していなかったようです。

正直、やった量に対して結果が全然伴わなかったのでかなり落ち込みました。今後の個人的な対策としては問題集はこれ以上こなしても効果が無いとわかりましたので、読み物系をまず増やしていき全体感の流れを把握するようにしたいと考えてます。また、野村様のPMPセミナーの再受講も検討しております。

相当悔しいです。
以上、宜しくお願いします。
次のようなことが読み取れます。
  • 200時間という、割としっかり学習時間は確保できた
  • 複数の問題集を、複数回解いた
  • 気をつけていたけど、(理解ではなく)覚えてしまっていた
  • 今後は問題集ではなく、読み物を増やす
  • 全体の流れを掴む
私のコースでは、練習問題は一度しか解かなくて良い、しかも、間違えた一問に15分から30分かけて学習しよう、というようなことを言っています。この方法だと、400問の問題を解いたとして、正答率50%だとして、200問を間違うことになり、間違った一問に30分かけて学習すると、それだけで100時間になってしまいます。しかし、我々は、練習問題を繰り返し解けば試験に合格出来る、と、子供の頃から教えられてきているため、なかなか、これができないのです。
覚えるということについては、いくつか、覚えなければならないものがああります。インプット、ツールと技法、アウトプットなどの「字面」を覚える必要は無いと考えます。覚えてしまうのではなく、問いを設定しましょう。「どうしてこのプロセスにこのインプットは必要なのか」=そのプロセスの理解=インプットなどの理解、という、理解するための問いを自分で設定し、自分で説明できるように解読します。日々、疑問を持つ、問い続けることが必要です。PMP(R)試験は、さらさらっと「なんとなくわかった」という感覚で合格できるような試験ではないのです。
最善なのは、ガイドの通りに、実施してみること、です。ガイドの通りに実施してはじめて、情報=字面を知識に変換することができるのです。
試験対策系の講座の再受講は無料です。
注)画像はイメージです。

【合格者の声速報】Iさん

Iさんから、合格の連絡がありました!

合格パッケージにて、7月19-21日PMP(R)試験対策7月26-27日PMP(R)試験対策完成編を受講させていただいた者です。その節は大変お世話になりました。 受講後、8月10日に申請、8月15日に受験資格取得(運よく監査対象になりませんでした)、8月31日に受験し、無事合格いたしました。 PMBOKと御社テキストを照らし合わせながら何度も読み、御社テキストの説明にある流れと重要用語、ツールの理解に努めたことがよかったのではないかと思います。 ありがとうございました。また機会がありましたらよろしくお願いします。

 

何気ない合格しましたメールなのですが、よく読むと、7月受講、8月合格、です。極端に言えば、受講開始から50日で合格しています。このさくっとした速度感は、PMP(R)を目指す人にとって、大きなヒントになります。

もちろん、Iさんは、もっと前から学習をスタートしていたのだとは思います。だとすると、これまた大きなヒントで、「できるだけ予習してから受講しよう」なのです。弊社のコースではPMBOK(R)ガイドの事前通読をお願いしています(厳しければ、世界一わかりやすいプロジェクトマネジメントの通読でもいいです)。予習しておかなければ、効果が出ないのです。

本を読む速度を上げたい?だったら、速読トレーニングの受講も検討してください。単に本を速く読むということではなく、本といかに向き合うか?ということがテーマです。

 

“Speed Reeding & Mind Mapping”@札幌

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野村です。

速読トレーニングとマインドマップ、合計2日間、札幌での開催を無事終了しました。

速読トレーニングでは、著者と本に、いかに本気で向き合うか、また、どうして全部、二度以上読まなければならないのか。ほぼオリジナルな持論を展開させていただきました。ほとんど好き放題な話ですが、本を読むというのは、かなり「深刻で楽しい行為だ」ということが伝われば幸いです。5000冊くらいを目標に、是非豊かな読書ライフを、と、思っています(有害な本を掴まないようにしてください)。

マインドマップは、拡散と収束による問題発見、問題解決にフォーカスしました。また、非線形・発散思考によるファシリテーションも実施できました。マインドマップそのものは、今回は12枚のマップを書きました。・・・暗澹たる状況から、おもしろい解決策を導くという実践、おもしろかったですね。もちろん実際のビジネスの世界はそんなに甘くないのです。でも、課題を抽出すると、つい、笑いを失っていて、視野を狭くして居る、という事実に気づいていただけたのではないでしょうか。マインドマップを使うことで、弾けさせた方が、より良い結論が得られます。ネガティブをポジティブに変換することができました。線形思考では、ああは行かないのですしかし、非線形だけでも話にならないでしょう。LとRを、混ぜる、ということが大切です。

妄想しましょう!

10月6日。記憶トレーニングでまた来れたらいいなーと思っています。速読、マインドマップを下支えするのは、記憶です。30個のランダムな言葉を3分で記憶できるようになります!

Speed reading!

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8月30日、早稲田で速読トレーニングを実施しました!書籍と著者との格闘技!