月別アーカイブ: 2014年6月

PMBOK(R)ガイド第五版日本語版、7月中旬入荷予定

在庫切れ状態が続いているPMI本部から、連絡がありました。2週間ほどで、PMBOK(R)ガイド第五版日本語版が出荷できる見通しです。ただ、なにぶん、海の向こうの事ですので、どうなるかはわかりませんが、おそらく、7月中旬には日本に到着するでしょう。この間、30冊欲しいというような問い合わせも頂いており、ちょっとヒヤヒヤしていました。

お急ぎの方は、PMI本部会員になって、PDFをダウンロードしてください。少しだけ待てる方は、PMI日本支部でお求め下さい。少し待っても安いほうがいい、という方、7月中頃までお待ち下さい。

・・・・弊社のPMBOK(R)ガイドはちょっと安いですが、正規品です。PMI本部から仕入れています。

宜しくお願い致します。

(写真は、弊社からの出荷の様子)

プロジェクトマネジメントの中核、スコープ

現在のPMBOK(R)ガイドの中心には、スコープという概念があります。スコープから、タイム、コスト、他、あらゆる要素が決まって行きます。PMP(R)を目指す上でも、大切な概念の一つです。
スコープは、成果物スコープとプロジェクトスコープを包括しています。成果物スコープは、スペック、プロジェクトスコープは、なすべきこと、です。
これらをデザインしていくことが、プロジェクトマネジメントでは求められます。

プロジェクトによっては、非常に高速に成果物スコープが変換していくことがあります。新製品開発におけるPIVOTが起これば、成果物スコープは変わっていきます。プロジェクトによってはプロジェクトスコープは図面通りの場合があります。請負でトンネルを掘る場合、ほぼ図面通りです。

プロジェクトスコープは、なすべきこと、です。リスク対応も、マネジメント活動も、チーム形成活動も、全て含まれます。図面通りと決まっていても、それをどのように達成するかは、都度考えなければなりません。

わたしが掘っていたトンネルでは、破砕帯と呼ばれるおそろしく脆いところを掘り進みました。その場合、なすべきことは、変わります。リスク対応によるスコープの変更です。

さて、スコープはスコープ記述書に、なすべきこと=成果物一覧、という形式で記述され、さらにWBSという形式で構造化されます。こうしてスコープベースラインが作られます。

日常的には、スコープのずれが管理されます。とはいえ、多くのケース、スコープのずれより、スケジュールのズレが優先的にフォーカスされます。これは非常に危険です。なぜなら、スコープのズレがスケジュールのズレを生じさせて居る可能性があるからなのです。パフォーマンスが低いことが、遅れを生じさせて居るだけではなく、身勝手な計画外の活動(しかも大抵リスクと錯覚している)が、スコープを無意識に増大させているのです。「今週は追加の検討があって・・・・遅れました」、でもそれって、変更ですか?リスク対応ですか、見落とし(計画漏れ)ですか?

こうした一連の活動は、全て、スコープマネジメント計画書に記述されています。XXXXマネジメント計画書は極めて重要なのです。

さて。考えてみましょう。なぜ「スコープ」なのでしょう?スコープとは「範囲」です。範囲の内外を「捉える」ことで、初めてスコープを認知できます。詳しくは試験対策でお話しします!

FAQ:input、output、ツールと技法は暗記すべきですか?

PMP(R)を目指す方から質問を頂きました。

◇インプット/ツール/アウトプットの暗記
 各種プロセスにあるインプット/ツール/アウトプットは覚えるべきでしょうか?
 いや、覚えるに越したことはないのですが、必ずしも全て覚えてなくても、
 テスト問題は7割解けるから、、、いいか、、、とか思っていたりします。
 私の方針としては、テスト問題をやりながら重要性ある箇所は覚えていく!で
 行こうかと考えています。
 当然、テストで狙われる箇所(例えば調達の辺り)は覚えます。。。
PMP(R)試験対策を10年以上やっている私は、現時点で、暗記していません。WBS作成のインプットは何か?と、聞かれて、スラスラ答えられません。しかし、プロジェクト憲章はWBS作成のインプットにあるべきか?と、問われたら、答えられますし、もちろん、その理由も説明できます。これが、単純な記憶と、理解の違いです。
とはいえ、知識エリアxプロセスGのマトリクス、50の箱の中に、プロセスがそれぞれいくつずつ必要か?などは、覚えてしまったほうが良いと思って居ます(覚えました)。それを覚えていれば、「スコープの計画って、何があったかなー」と自分で考える事ができ、頭の中だけで、知識の復習・確認ができます。

こうした理解を深めていくには、例えば、プロジェクト憲章はどこのプロセスのインプットとなっているか?を、全プロセスについて確認していくなどの作業が必要となります。練習問題を解くよりも、こうしてガイドの中身に触れていく事のほうが、大切なのではないかな?と、最近感じています。

速読トレーニング緊急開催

本、速く読めてますか?

日本人の7割くらいの人は、下手をしたら、月に0〜1冊しか本を読みません。これはとても残念な事です。1年に12冊くらいしか読まない人が、7割、これってどうなのでしょうか?人生全体で、50年本を読むと仮定して、600冊しか読まないということになります。

私、野村の年齢は現時点で43歳です。おそらく、10000冊から15000冊の間くらいです。でも、私の周囲には、既に20000冊を超えている人が二人は実在しています。

本を読み、実践する。それにより、知識が得られる。その知識を元に、新結合を起こす。これがイノベーションという仕組みだと思うのです。イノベーションに関わりたく無い人はともかく、そうしたことに関心がある人は、まず、本を読むべきです。

そのためには、いかに楽をするかを考えましょう。全ての文字をきちんと読むけれど、十分高速である。そういう読み方が求められます。何故か?飛ばし読みや安易なフォトリーディングは、確実に誤読します。誤読は、時間の無駄であるばかりか、致命的な判断ミスを引き起こします。書籍は、少なくとも二度読むべきだし、また、クロスでの参照を行うべきだし、極力原典にあたるべきです。そうしないと誤読・誤解が起こる。そのためにも速く読むべきであると感じています。

読む事に時間がかかる事については理由があります。また、速く読める事にも理由があります。このあたりを、じっくりと考え、トレーニングの道筋を作ります(この講座にでて、驚くほど速く読めるようになるわけではありませんが、トレーニングの方法は身体で解る思います)。

書籍、文書を高速に読む【速読トレーニング】を、6月27日に開催することが決定されました。是非ご参加下さい。なお、記憶トレーニングも併せて受講すると効果的です。

弊社のメインサイトからどうぞ。

本を素早く読み、理解するための【速読トレーニング】

ビジネスパーソンのための記憶トレーニング(7月6日)

 

2014年7月は、PDUs発行講座2つ開催決定です。

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7月は、2つのPDUs発行コースを開催します。

レゴMindsotorm NXTによる二足歩行ロボットを作る実践プロジェクトマネジメント入門は、若手からシニアまで、様々な立場の人が、プロジェクトマネジメントについて考えるきっかけを掴むための、本格的な入門コースです。ここでいう入門とは初級という意味ではなく、ここから本気で始める、という意味なのです。【プロジェクトマネジメント=計画、実行、管理だ、と、誤解】している人に、特にオススメです。

このコースでは、例えば、アジャイルプロジェクトマネジメントを実施していただいても構わないのです。どのようなマネジメントを実施したいか、【自分で決定】し、挑戦していかなければならないのです。

思考の生産性を高めるための記憶トレーニングは、5月にも開催しましたが、ほぼ満席で、10名以上の方に参加頂きました。そこで、急遽、7月に日程を組みました。今回既に5名の参加が決定しています。

「記憶法」ではなく、「記憶トレーニング」というタイトルです。自らの記憶の仕組みを知り、日々、トレーニングしていくための内容となっています。その為、再受講を歓迎します。再受講は3240円(税込み)です。

思考の生産性を向上させる。とても大切な事だと思います。今回も満席になるかもしれません!

 

在庫が無くなりました

PMI本部で、PMBOK(R)ガイド第五版日本語版の在庫が無くなってしまいました。英国の印刷会社からの輸入を検討しています。
申し訳ありません。今しばらくお待ち下さい。

 

追記:2014年6月4日現在、英国方面も在庫が無いことが判明しました。お急ぎの方は、PMI本部会員になり、PDFをダウンロードしてください。各国語版がダウンロード可能です。

 

練習問題依存症

PMP(R)を目指す場合、多くの人が練習問題を解きます。それは構わないのですが、過度に依存しすぎると危険です。これまでに数千問解けるようになって、でも落ち続けているという人からメールをもらったことがあります。

この人はあまりにも大量に繰り返し問題を解き、問題と答えをバカ暗記してしまったのです。

残念ながら、こうなると悲惨です。もうなにを誤解して居るのか考えたりできなくなります。言葉の本質的な「意味」をちゃんと考えることなどできなくなっています。

ゆっくりでいいんです。ガイドを精読し、ミンツバーグ、ゴールドラット、ドラッカーを読む。そして、練習問題をきっちり解く。そういう学習方法がお勧めです。

バカ暗記でなんとかなるような試験ではないです。「意味付け」を「捉える」ことが最重要です。

カードゲーム

PMBOK(R)ガイドの理解で、厄介なハードルがあります。それはプロセスのつながりがわかりにくい、まして、時間軸に展開しずらい、ということです。

これはプロセス群(グループ)の弊害で、致命的な誤解を与える可能性があるのです。

立ち上げが終わって計画、計画が終わって実行とコントロールというのは、本当に悲惨な誤解です。

これに気づかせる、本質的に腑に落とすために、カードを用意しています。PMP(R)試験対策完成編で使います。今回またバージョンアップしました!!